America's Got Talent 2019 Audition4 レビュー記事

アメリカ版ゴットタレント4週目のオーディションを見ていきます!!
毎年のAGTをちゃんと見てきていたわけじゃないから
今年のレベルが例年に比べて高いのか低いのかさっぱり分からないけど
少なくとも、昨年と比べればやや低空飛行気味かな? と思うところ
だから、今回は初週のエリックやコーディみたいに
有無を言わせないほどに強烈で強力な出場者に出てきて欲しいが
大抵の場合、番組編成的にすごくちょうど良く並べられていて
バカっぽいのが欲しいってなる頃に、そういうのが沢山増えて
逆にしょうもないのより、スゴ技が見たいって思い始めると
ちょうど良いタイミングでそう言うのの詰め合わせが来るんだ
分かってるんだぞ番組制作陣お前らの魂胆は

あと、BGTや The X Factor ではなんとも思わないものの
アメリカ英語が飛び交うAGTにサイモンがいるって言うのが小さな癒し

Melissa Arleth and Hanta

まさかのネズミのサーカス!? しかもおバカパフォーマンスでもない!?
ステージ上に、見るからにコースになっている枠組みが設置され
その状態でやってきた赤いドレスの女性とネズミ
ネズミの種類までは、さすがに特定することは出来ないけども
ぱっと見、映画で下水道とか通るシーンでよく見るドブネズミっぽい
どうでもいいけど、「赤いドレスの女とドブネズミ」ってなんか映画のタイトルみたいね
Of Mice and Men みたいな

ステージに上がってからの自己紹介で、メリッサはネズミのハンタを紹介した
げっ歯類から人間に感染することで重篤な病気にかかるという
ハンタウイルスから名前を取っているのだとか(ネーミングセンス
サイモン「他にもいるのかい?」
メリッサ「控えに Pneumonia (肺炎) と Varicella (水痘) が」(えぇ……
ハウィ「本当に控え? Manifestation (症状)として出てるんじゃない?」
メリッサ「まあ、両方かな」(えぇ……

やってることは、ぱっと見、そこまで難しい技(トリック)を覚えてるわけではなく
設置されたネズミ用のコースを進むだけというもの
だけど、コースに沿って、かつ指示通りに進むってだけでも
相当しっかりと調教されているのが分かるよね
調教されていないネズミなら、ここまでコースに沿って進みはしないだろうし
最初のジャンプから、足の上を通るところとか、訓練が行き届いてるのが分かる
概ね、エサでつっているとはいえ、それを言ってしまえば、犬猫もそうだし

今回は、技らしい技は、概ねメリッサがさせているというか
極端な話、ネズミが二足歩行したり、バク転したりしたわけじゃないから
これ以降のパフォーマンスが似たり寄ったりになりそうだけども
とは言え、これは今までに見たことのないパフォーマンスで面白かった
規模こそ小さいものの、ピタゴラスイッチを見てるみたいな気分になったよ

Ansley Burns

確かに聞こえが全然違うのがすごいな
12歳で、アレサ・フランクリンの『Think』を歌うという
しかし、歌い始めてすぐに、サイモンが音楽も歌唱も止めてしまう
アレサの曲を歌うからには、BGMもしっかりしたものを用意しなければならない
このBGMでは、彼女の歌唱を審査することができないというのだ

アレサ・フランクリンの『Think』って、2つバージョンがあって
一つは、1968年にリリースされた、元々の編曲版
こちらは、バラードとまではいかないにしても、ゆったりとしたリズムで
もう一つは、1980年に映画『The Blues Brothers』の挿入歌版の編曲
ちょっぴりとだけ、オリジナル版よりもテンポが速くなってるバージョンだね
そして、一般的にオーディション番組で使われるのは、後者
『The Blues Brothers』版を基にしていることがとても多い
ところが、アンズリーが使ったBGMは、前者のオリジナル版
しかも、チープなカラオケって感じの音源になっていた

歌唱を止めさせた後で
サイモンは、BGMなしのアカペラで歌うことを提案
サイモンや会場に助けてもらいながら、アンズリーは再び歌い出す

これ、アカペラで歌うのと、BGMありで歌うのを聞き比べてみると
BGMありの時より、アカペラの方が声に開放感があると思った
BGMをつけて歌っているときは、音楽に合わせて歌いすぎているよね
アレサの曲を歌う上では、もっと迫力や勢いが欲しいのに
音楽のゆったりとした感じに歌唱が押さえつけられているし

アカペラで歌い始めてからは
気持ち、歌声が上向きというか、前向きというか
BGMありだとミスらないように気を付けて歌ってたのに
アカペラ歌唱では、丁寧な声の出し方に変わったように感じるし
押さえつける音楽がない分、パワーの出方も変わったように感じる
それに、音楽に合わせる必要がないから、声の伸ばし方も変わっている

しかし、この辺りをすぐに見極めるサイモン、やっぱすごいわ
私だったら、違和感を覚えつつ、2度目のチャンスは上げてないと思う

Sos Petrosyan

2016年に出場したマジシャン夫婦の息子が出場
シーズン11に登場した、早着替えマジックの Sos & Victoria
その二人の息子だというマジシャンが、今度はステージに立つ
このパフォーマンス、ありきたりなカードマジックと取るかどうかで
多分、評価がガラッと変わるんじゃないかな、と思う
やってること自体は、基礎的な技を上手いこと応用していってるわけだし

Linkin Park の『Bleed It Out』とともにスタートしたマジック
私はおおむねサイモンと同じような反応をしながら見ていたという
開始からしばらくは、退屈~、って思いながら
ゴットタレントの頂点に立ったマジシャンたちには遠く及ばないと思いつつ
でも、最終的に押し切られて、後半のサイモン同様、普通に楽しめたという

両親の早着替えマジックを見た後だと、その影響がものすごく強いってのが分かる
明確に似た見せ方、ダンスを挟みながらのパフォーマンスってわけじゃないけど
両親が、次から次へと早着替えをしていくマジックを披露したのと同じように
次から次へと、何もない空間からカードを出現させてるわけだし
それに、カードマジックの種類って、沢山あるはずなのに
あえて、何もないところからカードを出現させるマジックに限定させたのが良かった
一部、カードを消して、別のところから出現させるような流れもあるものの
基本は、カードを消すのが目的じゃなく、出すことが見せ場になってるわけだし
そして、ただカードを出し続けるだけじゃなく
カードの色を変えたり、大きさを変えたり、色んな工夫が凝らしてあった
ほんとに、基礎的な技一つを応用しまくった上手いパフォーマンスだと思ったよ

Marcin Patrzalek

これはすごい!!  何だこのギタリスト!!!
まるでギターのポテンシャル全て出し切るみたいな演奏は!

これはカッコいいwwwwwこれはめちゃくちゃカッコ良かったwwww
ポーランドから来たという、18歳のギタリスト、マルシン
情熱的で、かつ迫力のあるギター演奏に、魅了されっぱなしだった
熱気が画面越しにでも伝わってくるようなパフォーマンスに見惚れていたよ

ステージに上がってから、自分はギタリストだから歌わないと言っているし
ギターの位置も、ロックバンドみたいに腰の辺りで構えるんじゃなく
上半身の、結構高い位置に置いて構えているから
ギターを弾きながら、ギターでドラムも一緒にやることを前提とした
スペインのフラメンコギターでの演奏みたいにするのかと思っていた
んで、その予感はぴったし的中しはしたものの
予想を遥かに上回る演奏で、ただただ見惚れてしまってた

ステージに上がる前から
ちょっと違った方法、実験的なギターを弾くって言ってたけど
ちょっとどころじゃない、凄まじくアーティスティックなパフォーマンス
ベートーベンの交響曲第5番、通称『運命』を引き始めていたのに
途中から、System of a Down の『Toxicity』を演奏し始めるという
しかも、私は『Toxicity』って曲を知らなかったから
単純に、『運命』を独創的かつ破壊的なアレンジで表現してるのかとすら思ってた

最初の数秒で、サイモンが「はっ」としたように体を起こすのも分かる
イントロの、あのたった数秒の中で既に
これからどれだけ情熱的な演奏をするのかを予感させられるんだよね
そして、その期待を裏切らないどころじゃない演奏が始まるんだ
演奏が始まったら、ギターの演奏もさることながら
ドラミングの力強さと相まって、ものすごい迫力
特に、転調してからの演奏のドラミングの聞き心地の良さよ
ここまでダカダカ指の音が聞こえる演奏も珍しいし
何より、リズムと指でギターを叩く音が、実に小気味よくて、カッコ良くて

そんで、肝心のギター演奏もものすごくカッコいい
最初の内は、まだ素直なアレンジをしてるのに
どんどん灼熱の夕日よりも熱い演奏になっていくし
後半なんかもう、マルシンがギターの演奏をしているというよりも
指が勝手にギターの上で踊ってるぐらいの演奏になってて

ドイツ映画の『4分間のピアニスト』のラスト4分間の演奏を思い出させるような
そんな熱量に、ただただ圧倒されるばかりだった

Andy Rowell

これお前卑怯だろwwwwwwwwwwww
じわじわ来るwwwwwwこれはじわじわ来るwwwwwwwww
史上、こんなに下らないカラオケパフォーマンスがあっただろうかwwwww
逆転の発想すぎるwwwwwwwwwww
サイモンの悔しそうな表情クッソ笑うwwwwwwwwwww

映画館の切符売り場の店員だというアンディ
見るからに、さえないサラリーマン風だし、喋りもヌボーッとしているし
挙句、今日はカラオケをしに来たというんだけど
彼がそう伝えた瞬間、サイモンがうんざりした表情をした

サイモンは、この番組だけじゃなく
ご存知、The X Factor UK のジャッジも務めているし
これまで尋常じゃない数の歌唱オーディションを見てきている
だから、才能のある人を見極める能力に長けているし
実際、今回だって Ansley Burns にセカンドチャンスまで上げてるし
でもその一方で、それゆえに歌手系出場者にはものすごく厳しい
特に、技術力が低く、感情のこもっていない歌唱
つまりはカラオケに過ぎない歌唱に関してはブザーすら鳴らすレベル
だけど、そんなサイモンも、アンディのカラオケには思わず乗っていた

流石に、そのまま普通にカラオケをするだけだったら
番組側もわざわざ放送することはないだろうし
何か、他の人がやらないような、特殊な方法でもするのかと思ってた
一人で何人分も歌い分けるとか、そもそも歌じゃないとか、何か変なことをするんだろうと
そしたら、予想を遥かに下回ることをしてたのにwww
予想を遥かに上回る面白さに笑ってしまったwwww

くだらないwwww
くだらないけどwwww
意図したことが分かった瞬間の面白さよwwww

アンディがカラオケ機に入れたのは、The Champs の『Tequila』
多分みんなも、一度はこの曲を聞いたことがあると思う
世界的に有名だし、日本のバラエティ番組でも使われることがあると思うけど
もう見ての通りの曲なんだけど、歌詞は「テキーラ」の一言のみ
ほぼ、インストゥルメンタル楽曲であると言っても過言ではない
これを、カラオケ機に入れるやつがあるかwwwwww

カラオケ画面には、歌詞が表示されるまでのロード時間みたいなバーが表示され
いよいよ歌詞が映るぞ、ってタイミングになってくると、カウントダウンが始まる
そして、ぱっと「テキーラ」の一言だけが表示されるんだけど
さっきまでうんざりしていたサイモン
曲が始まった時点で、既に顔を上げているし
サックスの音色が入った段階で、思わずニヤリとしてしまっている
私も、サックスが入ったところで、やろうとしてることが分かってニヤリとしたし
そして、意図を完璧に理解したサイモン、手拍子しながら楽しんでるwwww

これ、アンディがぼーっとしてるところがまた卑怯だよなwwwwww
歌詞が表示されるまで完全に手持無沙汰になってるwwwww
ほんで、観客たちとの大合唱wwww
合唱って言っていいのか怪しいけどwwww
会場全体の観客が、この曲を知っているって言う前提でやってるけども
少なくとも英米の人間なら誰でも知っている曲でもあるわけだから
本当に選曲がぴったしだし、卑怯だし、天才的な発想だと思う

そんで、パフォーマンス終わった後の、サイモンの悔しそうな地団駄(手)wwww
いやもう、これ本当におバカパフォーマンスなのに
めちゃくちゃ楽しかったし、笑顔になれたwwww
こういう、逆転の発想的なバカっぽさはめちゃくちゃ好きだわwww

Adem Show

ああああああああああああああ!!!!
キルギスの英雄たちが北米上陸!!!

2017年のアジア版に出場して、ゴールデンブザーを獲得したダンスグループ
ダンスそのものは、アジア版のオーディションでやったのとほぼ同じ
だけど、後半のコリオグラフが一部大きく変わっているから
アジア版と見比べると、また違った楽しさがあると思う

キルギス出身のこの手のダンスと言えば
2012年にウクライナ版ゴットタレントに出場した Tumar KR を思い出す
Tumar KR もやっぱり、コントーションをダンスに使っていて
同じように、4人一組、かなり近いスタイルのコリオグラフをやってて
もしかしたら、Tumar KR の弟子が Adem Show なのかな
とかって、Adem Show がAGTに登場した時は思ったりもした

Adem Show の今回のパフォーマンスをもう少し説明すると
イントロから、CGを使ったり、ちょっと変わった演出をしているよね
これは、彼らの衣装の元ネタが、モータルコンバットってゲームから来てるんだね
モータルコンバットは、元はアメリカのアーケードゲーム、格闘ゲームで
最初の辺りのは、実写を取り込んだキャラクターで戦うゲームだったのね
んで、このゲーム、表現がものすごくグロテスクで
血が出るどころか、腕や頭を平気で飛ばすし、ゴア表現だらけだし

んで、Adem Show のメンバーの内、他の3人を操っているのは
雷を操るライデンって言うキャラクターの格好をしていて
残りの3人は冷気を操る忍者、サブ・ゼロの格好をしているのかな
それで、ライデンの超能力で、離れた位置から自在に他の3人を操ってると
んで、モータル・コンバットの特徴でもある、ゴア表現の一環として
体をありえない方向に捻じ曲げるって言うことをしているわけだ
私自身、モータルコンバットをやったことがないから、正しいか自信ないけど
そんなに間違ったことは言っていないはず

いずれにしても、これこそコントーションとダンスが
見事に融合されたパフォーマンスだと思う
モータルコンバットの事を知らなくても分かる、ストーリー性があるし
編み笠の男が他の忍者たちを超能力で痛めつけてるのは分かるよね

んで、私は元々、Marquese Scott の影響で、ロボットダンスが好きで
だって、人間にできる動きに見えないじゃん、ロボットダンス
コントーションをダンスに取り込んだパフォーマンスは
ロボットダンスの延長線上にあると言っても過言ではなく
バックトラックにダブステップを使ってるところもそんなだし
それもあって、今回の彼らのパフォーマンスはすごく好き

私はアジア版でもう見ているからあれだけど
でも、AGTでも見られるのは嬉しいし
アメリカ人がどういう反応をするのか見てみたい
それに、こっからさき、必ずもAGTと同じダンスを披露するとも限らないからね
楽しみだわ

Voices of Service

アメリカの退役軍人4人による合唱
厳密に言うと、紅一点の女性のみが現役軍人(ライラックさん、ご指摘ありがとうございます!
軍にいた人たちが抱えたPTSDの克服を
音楽の力、歌の力で手助けをしようというグループ
歌っている曲は、Katy Perry の『Rise』
元々の曲が既にメッセージ性のある歌だから
ここで、彼らがその過去背景を合わせて歌うと
原曲の持っているものとは、また違った重みが生まれてくる
それどころか、原曲よりもさらに重みが増しているように感じるという

リードボーカルの女性が紅一点なのもあって
男性陣とは違う声質だから、すごく目立っているけど
一人一人が、ソロでも十分にやっていけるほどの歌唱力を持っているね
それに、4人それぞれ違う声質を持っているから
単に高音と低音だからってだけじゃなく
もっとはっきりした立体感のある歌唱ができているという

まあ、技術的な面を見るよりも
これは中身を見るのがベストだとは思うが
背景事情を抜いて考えても
結構珍しいタイプの合唱団でもあると思う

Brandon Coprich

私はいったい何を見せられているんだ
もう既にサムネで先の展開バレまくっているけども
フルートを演奏すると、ステージに立ったブランドンに対し
サイモン「フルートを演奏するのが好きな人はいるが」
「フルートの演奏が好きな人間は存在するのか?」と
どうせ退屈なパフォーマンスになるだろうと遠回しに言う
すると、ブランドンは「フルートは美しくダイナミックな楽器だ」と反論
ギタリストの事もあったし、何か凄いことをするんだろうな、と思っていると

パフォーマンスを開始し、演奏をし始めたのは
クラシックの名曲、Edvard Grieg の「ペール・ギュント」より『朝』
しかし、その演奏はお世辞にもうまいとは言えないものだった
流石に、フルートの良し悪しまでは分からないけども
ただ、音を外しまくってるってことだけは分かるほどのへたっぷり

……と、思っていたら、音楽が急に止まり
Ginuwine の『Pony』をBGMにして、唐突に脱ぎ始めるという
そして、パンツ一丁でフルート演奏を続けるという

耐えきれなくなったサイモン、他のジャッジのブザーを押して周り
しかも、ハウィまでブザーを押して、4バズ敗退するという
何気に、ハウィがブザー押すところって、珍しい気がする?
それでオーディションは終わりかと思いきや
司会のテリーが半裸の状態でフルートを持って登場
彼もフルートを演奏できるらしく、それでデュエットを始めるという
私はいったい何を見てるんだろうかw

Dominguez Poodles

ドッグパフォーマンスは好きだけども!
AGTは過去に、ドッグアクトで優勝した人がいるんだったよね
今回ぐらい多いイヌをコントロールしてパフォーマンスさせる出場者
去年はイヌじゃなく、ネコオンリーの調教師も出場していたし
こういうタイプのパフォーマンスって、アメリカだとそれなりにあるのかも

しかし、これだけ複数のイヌを同時に操れるのはすごいと思うものの
個人的には、こういうサーカスじみたドッグパフォーマンスに見えて、ちょっとね
やっぱりドッグパフォーマンスと言えば、イギリスがやってるみたいに
社交ダンスのパートナーをイヌでやるタイプのドッグダンスだろうって思ってしまう
冷静に考えたら、人間同士でやる社交ダンスの競技版を
対イヌでやるって言う発想がもう結構すごいんだけどさ
イギリスの話は、まあ、置いておこう

とにかく、犬を人間レベルに対等な存在にするイギリスを見てると
サーカス的なドッグパフォーマンスっていうモノに、どうしても抵抗があるんだけど
ただ、この家族に関しては、そんなに苦手な感じはしなかった
というのが、見た目こそサーカスっぽくはあるもののの
同時に、全体的に素人っぽさが結構強くて、そこがすごく良かったんだよね

話を聞く限りでは、この家族は一つ所に留まらず
旅をしながら犬のサーカスで稼いでるみたいで
優勝して莫大な優勝金を家を建てる(買う)資金にしたいらしい

んで、冒頭の動画でも出てたけども
9頭の犬みんなを家族であると言っているのもあって
全体の素人っぽさが、そのまま家族らしさに繋がってるように感じた
(上手く伝わるかなこの日本語……)
旦那さん、奥さん、子供二人って言う、その時点でもう既に
プロのパフォーマンスというより、ファミリーパフォーマンスに見えるよね?
んで、犬たちに関しても、一番小さい犬が二本足で歩いたり、手の上で逆立ちしたりで
結構驚きのパフォーマンスをしているんだけど
基本、輪っかをジャンプしてくぐる芸しか披露していないよね
でも、その拙い感じというか、まだジャンプしか芸を教えてないっぽいところ
その素人らしさが、ファミリーアクトらしさに繋がってるように感じたんだ
実際は、旅の一座だから、プロと言えばプロなんだろうけど

Berywam

フランスから来たボーイバンドの意外なパフォーマンス!
始まる前のハウィの質問に対して
自分たちはボーカルパフォーマーだと答える彼らは
いわゆるビートボックスを4人同時に行うというグループ
有名な曲をメドレー形式でどんどん切り替えていくんだけど
曲の変え方や、選曲そのもの、そして盛り上げ方に至るまで
その姿はさながらDJの様

漠然と汚いビートボックスと、上手いビートボックスの違いは分かるけども
私はそこまで、どの技がどういう技で、難易度の高いものなのかとか
そういう良し悪しはまったく分からなくて
それでも、単純に最初から最後までシンプルにカッコ良くて、見てて楽しかった
曲と曲との間、トランジションの仕方もDJっぽくて再現度が面白いし
そもそも、選曲がいちいちハマり具合が最高だったし

あと、会場の盛り上げ方も、ものすごく上手いと思った
観客に手拍子をさせたり、合唱させたり
それに、踊る、って程ではないにしても
絶妙にパフォーマンスを邪魔しない程度の振り付けみたいなのもあって
視覚的にも楽しめるよう工夫がされてて面白かったよ

ちなみにこのグループ、調べてみたら元は5人だったらしく
グループ名も、初期メンバーの頭文字から取ってるのだとか
そして、初期メンバーにして、グループ名「Berywam」の最後の「M」に当てはまるのが、
かつて、フランス版 The Voice で活躍するにしまくった、最強のビートボクサー、MB14
てか、今年の一月までは MV14 も BERYWAM と活動してたのか
その時の動画を見ても、MB14 はゲスト扱いになってる様だけど
MB14 がいる状態の動画とか見ると、やっぱりMB14 が要になってるっぽい

でも、4人でも十分会場を盛り上げまくれていたし
これ以降も、どういう曲で盛り上げてくるのか楽しみになるわ

The Detroit Youth Choir

ゴールデンブザーアクトの少年少女合唱団
私は小さい頃に、アメリカのミシガン州デトロイトに住んでたことがあるから
そのよしみというか、漠然とデトロイトの現状について小耳にはさんでいる
デトロイトはかつて、自動車産業がものすごく繁盛していて
全米一の自動車工業都市とも呼ばれていたのだとか
私の家族も当時、その関係でデトロイトに住んでいた
流石に、私が住んでたのは幼稚園から小3までだから
当時の記憶って微塵も残ってないんだけど
(ちなみに、先日の音楽の授業の話はこの頃のこと)

でも、そんなデトロイトは2013年に財政破綻を起こして
失業率や子供の貧困率がとんでもないことになったり
廃墟が増え、ゴーストタウン化が進んでるのだとか
現在は、少しずつ持ち直しつつあるらしいけど
この出場者の話を聞く限りでは、そうでもないみたい

デトロイトの合唱サークルである Detroit Youth Choir は
そうした、デトロイトの大変な状況の影響をモロに受けている子供たち
酷い家庭事情を抱えていたり、ストリートにいるような子たちを集めて
音楽やダンスを通して困難な状況を克服していく力をつけさせてるのだとか

やってること自体は、いかにも最近の合唱団らしく
イントロこそ、伝統的な教会の合唱っぽくしているものの
Macklemore & Ryan Lewis の『Can’t Hold Us』を歌うという意外性
しかも、ただ歌うだけじゃなく、合唱用の曲を歌うわけですらなく
踊りあり、ラップありと、やれることは全部詰め込んだパフォーマンス

ラップに関しては、リズム感もなんもあったもんじゃないような
めちゃくちゃな歌唱になってて聞き取れないので、今回は和訳はパスで

全体的に、まとまりがあるようで、まとまりがなくて
勢いはあるけど、ごちゃごちゃした印象を受けた
でも、むしろそうすることによって、パッションが伝わるような歌唱だったと思う

司会のテリー・クルーズは、デトロイトではないけども
似たような状況に陥っている、同じミシガン州のフリント出身らしく
やはり、彼もこの子供たちが背負っているのと同じものを見てきていたらしい
ゆえに、彼はパフォーマンス後に
「この子供たち一人一人が自分と同じ人生を歩んでいる」と言って
子供たちと、子供たちを正しく導く先生の為に、ゴールデンブザーを押した

私はあまり、バックグラウンド込みでのGBはどうかなって思う派ではあるけども
これに関しては、そりゃ押すだろうなと思ったし、というか押す気持ちが分かる
このゴールデンブザーは責められないよ

全体の感想
ということで、今週分はここまで
今週のAGTは、今年一番面白かった
マジックあり、歌あり、コメディあり、ダンスあり、神業あり
全体的に、私が見たかったAGTって感じが強かった
涙の感動も、技の感動も、色んなものが詰まってて楽しかった

アメリカらしいパフォーマンスも多かったな
ネズミや犬のサーカスや、カードマジシャンの雰囲気とか
いかにもThe アメリカンって感じの空気感があったし
個人的にそういうところがちょっと鼻につくが
アメリカの番組を見てるんだから、しょうがない

そして、今回は1番良かったって言いたくなるのが多い
ポーランドから来たギタリストのマルシンが一番好きだけども
キルギスのダンサー Adem Show も好きなんだよなあ
今回は見たことのあるダンスだったものの
通って行けば、ジャッジカッツ編、準々決勝、準決勝と
まだまだパフォーマンスを見せられるタイミングは多いだろうし
技の凄さと言えば、ビートボックスのBerywamも良かった
あと、何気に Andy Rowell が気になるwww

GBに関しても、今回は納得のGBだったと思うし
犬のサーカスがちょっと微妙だったぐらいで
全体、ほとんどどれも楽しめたよ
この調子で進んでくれたらなって思うところ


次>> Audition 5
http://sheilabirlings.blog33.fc2.com/blog-entry-6455.html

前<< Audition 3
http://sheilabirlings.blog33.fc2.com/blog-entry-6453.html

もくじ記事
http://sheilabirlings.blog33.fc2.com/blog-entry-6450.html

サムネ
https://www.youtube.com/watch?v=EbWCy_xie_I
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7Comments

てるやき  

アンディwwwwwwwwwwwwww
もうダメアンディで何も考えられないwwwwwww

待ってる時間が面白すぎるwwwww
実際ほとんどなにもしてないのにこれだけ笑える天才的発想wwwwwwwww

アンディ見るまではMarcinかっけ~~!とか、サイモンはさすがだな~とか思ってたのに・・・

アンディは次も似たようなことするんだろうか・・・
これで勝ち進んでいったら最高に面白いのにww

2019/06/20 (Thu) 02:41 | EDIT | REPLY |   

こまつ  

持ちネタだったのかw

Yikes... This Guy Showed Up To A Karaoke Bar To Sing 'Tequila'
https://www.youtube.com/watch?v=UM8pwnmcLb0

芸風は確立してる模様w

2019/06/20 (Thu) 11:25 | EDIT | REPLY |   

通り酢ガリ  

テwキwーwラw

くっそwwwwwwwww

ダメだこれwwwくっそワロタwwwwww

ある意味天才だわwww

これローディング中のボケーっと待ってるアンディがマジで卑怯www

こんなん笑うしかねぇだろwww

いやぁ久々に腹抱えて笑ったわwww

2019/06/20 (Thu) 17:00 | EDIT | REPLY |   

シーラ B  

Re: タイトルなし

> てるやきさん
カラオケの画面を見ないでよそ見してて笑うし
画面を見たら見たで面白いし
何もしてないのにほんと面白いwwww

> アンディ見るまではMarcinかっけ~~!とか、サイモンはさすがだな~とか思ってたのに・・・
アンディのせいで結構色んなことが頭からすっぽ抜けるから恐いww

しかし、次に進んで何をするのかさっぱり予想がつかない
これ一本で勝ち進むのも良いし
Tape Face みたいなことしても面白そうだけども
さて、どうなることやらwww

2019/06/20 (Thu) 22:29 | EDIT | REPLY |   

シーラ B  

Re: 持ちネタだったのかw

> こまつさん
持ちネタなのかよwwww
いやでも、わざわざ無表情でぼーっとしてるわけだから
芸風として確立してるのもうなづけますがwww
それにしたって、発想力www

2019/06/20 (Thu) 22:34 | EDIT | REPLY |   

シーラ B  

Re: テwキwーwラw

> 通り酢ガリさん
今回のMVPすぎるアンディwww
色んなコメディを見ているのに
この発想本当に天才的www

> これローディング中のボケーっと待ってるアンディがマジで卑怯www
客席見たり、テリーを見たり
それだけで笑ってしまうんだからwww
沈黙を逆にしてるところも天才的だし
ほんと笑ってしまうwww

2019/06/20 (Thu) 22:42 | EDIT | REPLY |   

ライラック  

Rise

Riseといえば、2016のAGTセミファイナルで、14歳のJayna Brownが歌い、サイモンも激賞していました。ところが。しかし。14歳オペラ歌手のLauraですら6位で、ジャイナは最後の10人のリストにないようで、完全に忘れ去られてしまっているようです。

Rise
https://www.youtube.com/watch?v=9Ncu4YCW-Mk

Make it rain これはfinalなのかよくわかりません
https://www.youtube.com/watch?v=7qfAPYl2kyE

Voice of Serviceの女性は、US Army activeと言われたので現役かも。

2019/06/21 (Fri) 20:12 | EDIT | REPLY |   

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