America's Got Talent 2019 Audition2 レビュー記事

AGT 2019 の続きを見ていきます!!
大抵の国って、The Voice やゴットタレントの放送日が土日なのに対して
アメリカはなぜか、その両方ともが火曜~水曜なんだよね
ギリシャ版The Voiceも水曜日放送だし、まちまちとは言え
ということで、このタイミングでの記事アップは今回まで
次回からは、水曜日~木曜日にアップするかなと思うところだけど
この辺りの、アップ日の話とかは、本当はあんまりしたくないんだよね
後年、この記事を振り返りに来た人たちからしたら、どうともない話になるし

まあ、前置きもこの辺りにして、さっそく見ていこう
ちなみに、前回も今回も、一応は放送された順番に並べているので
参考サイト→https://www.goldderby.com

Jonathan Burns

どう反応したらいいのかめちゃくちゃ困るよ!!!wwww
初週もトップバッターはコメディに近いパフォーマンスだったけども
今回も最初はイカレたパフォーマンスで私は大満足wwww
正直、ゴットタレントはこういう信じられないほどくだらない事を
全力でエンターテイメントに昇華させているのが一番好きwww
というか、この人がやってる事、結構すごいことのはずなのに
全く凄い事の様に思えないところが、この人のパフォーマンス力の高さだわ
まあ、変顔しながら、わざとバカっぽく振舞っている辺りとか
コミカルにしすぎているところが、ちょっと私には合わないけども
でも、才能と発想力に満ち溢れた「パフォーマンス」で楽しめたよ

ステージ上に上がる方法からして頭がおかしくて
司会のテリー・クルーズがキャリーバッグを持ってステージに出てきて
そのかばんの中から出場者であるジョナサンが登場するという流れ
キャスターがきゅるきゅる不快な音を耐えてていて
サムネを見ないで番組を見始めてたら
なんかホラー的な演出に見えてしまいそうな状態だけども
いざ、パフォーマンスが始まるとバカっぽさがひたすら面白いという

典型的なナード(ヲタクの蔑称)っぽい恰好や雰囲気をわざと醸し出しながら
壊滅的にカッコ悪いし気持ち悪い、カッコつけた表情をしているって言う
そのビジュアルでまず笑わかせに来ているところが面白い
んで、いかにも本人は、自分では本気でカッコいいことをしてるって表情をしつつ
やってることは結構しょうもないことを(実際には難しい)してるってのが良いね
だって、便所カバーやテニスラケットに体通らないだろ、普通
ヘッドバンドを外しても外しても出てくるし
ジャケットを脱げば胸に「1」「2」と数字が出て
さらにその下には「A」「G」「T」の文字が一つずつ入ったTシャツ
パンツには放送局の「NBC」の文字が入っていたりで
用意周到に天丼ネタを詰め込んでる辺りも面白い

しかし、これ番組の最初に持ってくるってことは
完全に前座として配置されているよね

Benicio Bryant

前半は声質の良さに驚かされるよね
地声とそんなに変わらない歌声をしているとはいえ
ビブラートのかけ方や、音の伸ばし方がすごく綺麗で
声質と相まって、独特の音質があるように感じられる
そんで、これだけ上手いのに、まだ誰の手あかもついてない感じがする
ボーカルトレーナーの指導を受けてるようで、受けてなさそうというか
いや、多分ボイストレーニングは受けてるんだろうけど
例えば後半の歌い方とか、胸の力だけで声を出してる感じがするから
基礎的な部分がまだまだ出来上がっていない感じがすると言う

でも、その「誰の手あかもついていない感じ」がすごく良い
素直で、純な雰囲気が出ていて
よくいるマライア・キャリーの曲を完璧に歌えるようなこと違って
人工的じゃない、生身な歌声があるように感じるからね

歌っているのは、Brandi Carlile の『The Joker』
声は綺麗だけど、彼女はこの歌の向こう側に何を見てるんだろう

Emerald Belles

私が今までに見たことがないダンスで驚かされた
14歳~18歳のハイスクールに通う女子たちらしいけど
一般的なダンスグループとは違って、ハイキックに特化したダンスをしているという
ただ、組み合わせているものが、こういうダンスで見るものとはちょっと違ってるという
足を上げるようなダンスと言えば、それこそカンカンダンスしか思い浮かばないし
冒頭の映像でも映っていたけど、本来はアメフトなんかの球場でダンスをしてるのかな
だからこその、今回のようなダンスになってるって言うのは納得だと思った

彼女たちが自分たちで言っているように
Y字開脚並みか、それ以上に足を上げる技をメインにしたダンス
だけど、組み合わせてるのは、集団行動的なコリオグラフ

パフォーマンスを見始めた私は、最初、そこまで評価はしていなかった
ハイスクールの生徒が集まってるって言うし
これだけの人数が集まって、全員で同じ動きしかしてないしで
最初は「ダンスって、これだけ?」なんて思いながら見ていた
だけど見ていくほどにやっている事の意味が分かってきて
最終的に、芸術的なまでのシンクロダンスにただただ驚かされるばかりだった

今回は、概ね正面から見る構図がメインになってるけど
これは、本来はアメフトや野球のスタジアムなんかで
ちょっと高い位置からの見下ろすような視点で見るのが、一番きれいなんだろうな

ハウィは、The Rockettes って言う
この手のダンスの頂点にいるパフォーマンス集団と比較して
それほどではない、と思って評価は出来なかったみたい
んで、これは私も、ちょっと気持ちが分かると思った
The Rockettes を見たことがあるわけではないんだけど
もし現状のまま次のラウンドでパフォーマンスをしたのなら
そしたら、私は評価しないと思う
見せ方を豊富にさせるのが難しいって言うのは、分かるんだ
足技だけとか、上半身だけを使うとか
体のどこか一か所の動きを特化させて見せるパフォーマンスって
その分、見せられる技の数も減るだろうし
実際、極端なことを言うとハイキックしてるだけに見えてしまうからね
そこが面白いんだよって言うのは分かるけども
先に進むにあたって、だんだん飽きてくると思う

ただ、ここからどういうパフォーマンスになっていくのかは、ちょっと気になる

The Messoudi Brothers

今まで見てきたマッスルパフォの中でも特にすごい
この手のパフォーマンスをなんて言うのか分からないけど
(調べかたが分からないので技名が分からない)
ゴットタレントでは、もはや年に最低一組は出てくる曲芸
だから、見始め最初はビジュアル的なカッコよさを見るぐらいで
技自体には目新しさはないだろうなと思っていた
ところが、衝撃的な技を披露しだして驚かされたよ
半ば、女性向けパフォーマンスになってしまってるけど
(少なし番組側はそういう映し方をしているよね)
これ普通にすさまじいと思ったぞ

3人ともが兄弟らしく、ファミリーアクトだなんて言って
さも、これからアットホームなことをするかのように言ってたけども
ジャケット脱いだら、シャツ越しでも分かるほど全員ムキムキだし
最初の技だけで、もうどういうことをするグループか分かったという
でも、この手のパフォーマンスって、大抵二人でやるよね
二人じゃない場合は、集団でサーカスみたいなことになってるかで
3人でパフォーマンスするって、今まで見たことがなかった
そして、技それ自体も、3人同時にやる技ばかりで
もう技の一つ一つがものすごく新鮮という
特に、ラストの技は重力法則を無視してるようにしか見えないもの

この手のパフォーマンスはあまりにも見過ぎているから
内心、お腹いっぱい感があったけども
これは、次回以降もすごく期待が持てるわ

そして、ラストでテリー・クルーズとのコラボ
テリー、ガタイ良いと思ってたけども
さらっとやってのける上に、始終笑顔ってところが凄まじい

Bir Khalsa Group

マジで頭がおかしい
カンカン音がしてる時がマジで恐すぎる
恐ろしすぎる
いやこれマジでヤバいわ
正直ナイフとかボウガンがどうとかより遥かに恐ろしい
今までいろんな危険なパフォーマンスを見てきたけども
これはなんかもう、失敗しそうな恐さが本気でヤバイ
流石に録画だから、失敗したものは放送されないと分かってても
カンカン言わし始めたあたりが本気でヤバかった
見てられんわこんなの

GFORCE

キッズだけども、ガールバンドらしいガールバンド
最初、キッズだからってんで侮りまくっていてた
いや、結局のところキッズらしい歌唱ではあったんだけども
とは言え、スパイス・ガールズからリトルミックスに至るまで
多くのガールバンド、英米の女性アイドルグループがやってるような
グループでの歌唱の基本を押さえた、しっかりとした歌唱でびっくりした

これは、結構ガールバンドとして完成していると思ったよ
もちろん、歌唱力で言えば足りていないところもあるかもしれない
でも、それぞれのソロパートを設けたり
ダンスの中にそれぞれの個性を出すような動きを入れたり
あるいは、全体で動くときも、個々で動くときも
ただ棒立ちで歌うんじゃなく、しっかりと踊りながら歌っているし
カリスマ性を感じさせるほどにガールバンドらしいガールバンドしてる
何より、ステージを楽しんでるって言うのが伝わってくるよね
自信たっぷりに、負けることを知らないって感じの歌い方
ミスとかするわけないって思ってるどころか
ミスする恐怖とかはなから頭にない感じの暴れっぷり

最近、この手の昔ながらのグループの勢いって減ってるんだよね
特に、The X Factor UK で、こういう昔ながらのアイドルグループが減ってて
いたとしても、このぐらい自由に動くグループって少ない気がするし
サイモンがコメントの中で、このグループの持っている力に対する評価を
可愛さや自信に満ち溢れているところ、観客がグループを好いてくれている事
そして、ひたすら楽しんでいる姿をこの子たちぐらいの年齢のグループは見せるべきで
その姿から、大人たちがこの子たちから学べることを学ぶべきって言ってて
これはもう、本当にその通りだと思った
ガールバンドとしてやるべきことを全部抑えてるのって
それは単に、基本に忠実にあろうって計算してやってるわけじゃなく
この子たちが、単にこういうアイドルグループらしいスタイルが好きなだけで
直感的に基本を押さえているからだろうと思ったし
先意にも書いたけど、本人たちがステージをひたすら楽しんでるのが良かった

Adaline Bates

まさに笑ったらいいのか驚いたらいいのか!
一つの歌の中にある男性パートと女性パートを
声色まで切り替えていきながら歌うというパフォーマンス
服装も、右半身がドレスで左半身がタキシードで
パートを変える時に見せる側も変えるという
この手のパフォーマンス自体は見たことがあるから
個人的には目新しさがないように感じたものの
普通に面白いと思った
こういうのこそBGTに出て準決勝で敗退するようなタイプだよね
今回最初の見たいに、かくし芸みたいなのとの相性はBGTと相性が良い
逆に言えば、AGTだとちょっとものたりない感じがした
やっぱステージがデカいよな
でも、この手のパフォーマンスとか、ベガスでやってるショーの前座にありそう
いや、ベガス行ったことないから知らないけどさ
映画とかで見るイメージでなんとなく思った

あと、テリーの二度見に笑ってしまったwww

Ryan Niemiller

birth defect (先天性欠損症)のコメディアン
ネタの内容は、その全てが自ら欠損をネタにしているものだけど
これが、自虐とは微妙に違っているあたりが面白さに繋がってるという
自虐っぽいけど、むしろ武器にしてコメディにしているというか
一部ネタが分からないのとかあったけど、そこそこ面白い

特に、締めのネタが面白くて
大人なら言っていい事といけないことの分別が出来るけど
子供はそういうフィルターがまだないから
子供が「キモい」と思ったら「キモい」と言った上で
なんでも、子供に腕を凝視されることが多いらしい
そういう時は、まるで自分自身も今この状態になってることに気が付いて
「なんじゃこりゃあああああああああ!!」って叫ぶ遊びをしてやるのだとか
その話は結構面白いと思った
このネタは、完全にこの人だからこそできるネタであるし
ちゃんと笑いのネタとして、笑えるネタとして昇華してるから良かったよ

Light Balance Kids

ああああああああああああああ!!!!
Light Balance だあああああああ!!!!!

ゴットタレントでは、もうすっかりお馴染みのウクライナのLight Balance!
全身にLED照明装置を張り巡らせた特殊なスーツを着た状態で
暗くした会場の中、LEDの点灯に合わせてダンスをすると言う特殊なグループ
2014年にBGTに出場して準決勝まで進出し
2017年委はアメリカ版でも決勝に進出して3位入賞
さらにその後、今年も見たばかりだよね
America's Got Talent: The Champions に出場したグループ
の! キッズ!
冒頭の語りでは、今なお内戦やロシアとの戦争が続いている中で
戦災孤児や故郷を追われた子供たちが苦しんでいて
そうした子供たちや、次の世代のダンサーの希望になるように、ってことで
Light Balance の創設メンバーの一人 Mykyta Sukhenko が立ち上げたらしい
子供たちは綺麗なアメリカ英語で喋ってるけど
戦災孤児かどうかは分からないにしても、みんなウクライナ人なんだろうね
ちなみにこの子らは、本国ウクライナ版ゴットタレントにも出場してるみたい(しかも2年前に)

ゴットタレントに出場するために、自分たちの技やダンスを磨くに磨きまくって
大会に出場して有名になった後、自分たちのダンス教室を開いて
そこで、子供たちに自分たちの技を継承させるって言う流れは、いままでにもあったね
2010年にBGTに出場して準優勝したダンスデュオTwist and Pulse
2012年に Twist & Pulse Dance Company って言う、自分たちの生徒を出場させてたし
2009年にBGTで優勝した Diversity
2018年に弟子たちで構成された Diversity Juniors が決勝まで上がったし
Light Balance Kids は、おそらく事情は単純ではないかもしれないけど
少なし、私は単純に「次世代きたあああああ!」ってもろ手を上げて喜べるという

そんで、パフォーマンスのレベルが上がってるのがすごい!
今までのLEDスーツだけじゃなく、使えるテクノロジーは全部使ってる感じがすごい
パフォーマンスの最初で見せた、(おそらく)プロジェクション技術とか
前までは、それをメインに据えてやるようなものだったのに
今じゃすっかり、パフォーマンスの一部として溶け込んでしまってるけど
それをここで使うのは、LEDとの相性が良すぎて違和感がないという
題材をアイアンマンにしたのもすごく良かった
私はアイアンマン、1と2しか見ていないけども
アメリカじゃ、アベンジャーズのエンドゲームがすごい人気だったらしいし
あの会場で、アイアンマンを見ていない人とかいなさそうだし

そんで、ダンスがまた、すごくいいんだよね
アイアンマンの表現が、形や色だけじゃなく、ダンスでもできている
アイアンマンが空を飛ぶ表現とか
このグループだからこそできる技でもあるわけだし
特に、ラストの演出はすごく良かった
地上のアイアンマンのパーツがバラバラに空に上がって
空中で合体して元のアイアンマンスーツになる演出は
まさに、映画で見たアイアンマンそのものって感じがするし

個人的に、一つだけ惜しいと思ったのが
青い照明の、トニー・スターク役がアイアンマンに変身してたらなって事
2014年に Light Balance が BGTに出場して、最初に見せた技
体のパーツがバラバラに点灯していきながら合体する演出
今こそあれを使うべきだったんじゃね? って思ったけども
でも多分、アイアンマン役と社長役で、照明装置の形状が違うんだろう
だから、空中合体の部分だけで表現したんだろうなって思った

なんにしても、新しい技術を積極的に取り入れつつも、それにだけ頼るのではなく
やっぱり最初から最後まで Light Balance だって思えるようなパフォーマンスだった
むしろ、ここでゴールデンブザー使っても良かった気がするほどよ

Nicholas Wallace

もしかして、今のマジック界のトレンドか!?
動画の冒頭で、明らか『パラノーマル・アクティビティ』を意識した演出
そして、全体的にホラー演出をメインにしたマジックと……

アクト開始と同時に、ニコラスはあるホテルの話を始めた
このホテルについて、調べても中々それらしい「呪いの」ホテルが見つからなかったけど
おそらく、The Hotel Quinte の事だと思われる
カナダのオンタリオ州にある町ベルビルは、クインテ湾に面してるこのホテルは
1895年に建てられ、1907年に一度、火事で焼け落ちたのだそうだ
その後、再建されたホテルは、2012年にまた火事に遭ったのだとか

ニコラスの話に戻そう
彼によると、多くの人がクインテ・ホテルは呪われていると言うけれど
彼の見解では、どうやらそうではないらしい
呪われているのはホテルではなく、ひっそりと置かれてあった家具なのだとか
ある老人がこのロッキングチェアに座ったまま死んでいるのを発見するまで
この呪いの事実に、誰も気が付かなかったのだという
当時も、その椅子が原因で足音が聞こえたり、人が死んだりとかあったそうで
火事でホテルが焼け落ちた後も、これだけ綺麗な状態でイスが見つかったとか

その上で、マジック開始
ガブリエルをステージに上げると、彼女に目隠しをして
やはり、ホテルの中で見つかったという人形を用意する
どうやら、その人形とイスには霊的なつながりがあるらしく
椅子に座った人と、人形の動きが繋がるようだ
ニコラスはガブリエルに指示をする
「コレ」を「感じたら」手を上げて、と
あとは、見ての通りのマジック

さて、このブログでは
似たようなマジックを、ちょうど Britain's Got Talent で見たばかりだよね
最強の覆面マジシャン X と、ホラー系マジシャンエリザベスで
それに加えて、アジア版で優勝し、アメリカ版にも出場した
The Sacred Riana のマジックも思い出すようなパフォーマンス
ただ、オデのXじゃなくて、セミファイナルの X と同じって感じだけど
(いまだ、オデのXは謎に包まれまくってる)

ところで、パフォーマンス中にBGMとして使っているブルースサウンドな曲だけど
これは、Blind Willie Johnson の『Dark was the night』という曲で
他にも、いくらでもホラーとして演出できる曲があるのにも関わらず
おどろおどろしい曲ではなく、ブルースを選んだって言うところ
あえてこの曲でホラーを演出したって言うところのセンスが私は好き
凄くアメリカらしい(ホラー映画でも何気にブルース使うのあるよねアメリカ

参考文献
https://www.ontarioabandonedplaces.com
http://vitacollections.ca
https://www.thewhig.com

Joseph Allen

ゴールデンブザーアクトのラッパー
自作の曲を持ってステージに上がった若きシンガーソングライター
歌詞の全訳をしたけど、聞き取りながらの和訳なので
どこかで歌詞を見つけたら、原文と合わせて紹介しつつ
後で全体の訳を直すかもしれない

最初の歌唱パート
この人生 一瞬が来ては過ぎて
試してみなきゃ知る由もない
キミの心が動く瞬間(とき)が来たと教えてくれる
キミ自身に尋ねるんだ キミが何を失うか
嵐が来れば 雨が降れば ボクらみんなに等しく降り注ぐ
だけど、今日からは、世界が知ることになるだろうボクの名を

ラップパート
バックステージのみんな、恐がることはないよ
近づいてみたら、サイモンはテディベアにしか見えないから
数歩ステージに上がってみれば、見えるのはボクがどれだけ進んできたか
そしてボクは家族と来たよ、このくsぃシカゴ(Bullshit (たわごと)と Chicago を繋げてる)
大会の事をカバンに詰めて、すげえことをして見せようとする
ボクの誕生日がジャック・ジャックだったように(※後述
そしてボクは今 立っているこのステージAGT
夢は叶うさ、ボクを信じてくれていいぜ
一人の男が駆り立てられただけさ、決意を目の中に持つボクが
もしやつらが ボクが努力したって言わなかったら
ボクを信じろ、やつらはうそつきだ
十字を作ってオゥヤー
日の光みたいにやつらを打ち倒せ
ボクは限界を越えようとしてるんだ、事務作業がしたいわけじゃない
感じる、かい?
アメリカよ聞こえているかい?
この若者はいままさに夢を追い、それがはっきり見えると期待する
ボクのこれからの未来全てを 前線に出して賭けた
だから今やらなきゃいけないんだ、ボクの時間が無くなる前に

2度目の歌唱パート
この人生 一瞬が来ては過ぎて
試してみなきゃ知る由もない
キミの心が動く瞬間(とき)が来たと教えてくれる
キミ自身に尋ねるんだ キミが何を失うか
嵐が来れば 雨が降れば ボクらみんなに等しく降り注ぐ
だけど、今日からは、世界が知ることになるだろうボクの名を

一部歌詞の英語解説
「Like my birthday was jack jack (ボクの誕生日がジャック・ジャックだったように)」
の「ジャック・ジャック」は、たぶん、ミスター・インクレディブルに出てくる同名キャラ
直前の歌詞に「I’m trying be incredible (ボクはすげえ人間になろうとしてる)」
の「incredible」と入っているので、それでかけているのかと思われる
また、さらにその前の歌詞のラストが
「put the competition on my backpack (大会をバックパックに詰める)」なので
「バックパック」と「ジャック・ジャック」で韻を踏んでる

整理すると
「大会に出場をする」という決意をカバンに詰めて背負い
AGTのステージでみんなを「あっ」と言わせてやろう
そうして出発するときの気分は、誕生日を迎えた日の新鮮な気持ちであり
かつ、様々な超能力を持った赤ん坊、「ジャック・ジャック」の様に
何事も恐れない強い力を持って挑むような気分だ、ということ

「Make the cross say oh yeah (十字を作ってオゥヤー)」
歌ってるジョセフ・アレンは、このステージに立つまでに努力を重ねてきている
歌唱からラップまで、完璧な一曲を作るのに、どれほどの時間を費やしたのか
想像しただけでも本当にすごい事なんだけれども
人によっては、遊び人の様に見える彼が、適当に曲を作ったように見えることだろう
だけど、そんな奴らは嘘つきの悪魔どもだ
十字を切って、日の光で悪魔をかき消すように倒してしまおう

「I’m all about pushing the limits, not about pushing papers」
「ボクは限界を越えようとしてるんだ、事務仕事がしたいわけじゃない」
ここは日本語にしてしまうと意味が通じなくなる
「pushing papers」でペーパーワーク
つまり事務員として書類作成や整理だけをしているという意味になるらしく
限界を押して頑張るの「pushing (押す)」とかけていることになる

「My entire future man I put it on the line」
「on the line」で前線に出すだけど、この場合は「賽は投げられた」ぐらいの感覚
イメージ的には、トランプの手札を場に出したから
それ以降の未来は、この大会にかかっている、って感じか

AGT史上一番気持ちの良いGBなのでは?
一人の青年が夢を追いかけるという、その一点に集中して書いた曲
そのバックグラウンドだけではなく、歌詞の内容に至るまで
悲しいストーリーを背負っているわけではなく
ただひたすらにアメリカンドリームを追いかけるような人がGBを取るのは
何気に、あんまりないことのような気がする
AGTに限らず、BGTでもそうだと思うけども
シンガーソングライター系はみんな、自分の中の闇の部分を歌詞にしてたり
自作曲で挑まなくても、既存楽曲でもそういう選曲をする人は多いわけだし

パフォーマンスの前、バクステージで
テリーに「GB取ったら抱きしめに来てくれ!」って言ってたけど
テリーが本当にすぐに駆け出していってハグして約束を守ってるの好き

全体の感想
今回のAGTも面白かった
というか、今回結構コメディ色と素人色が高めだったという
前回、私が書いた文句記事とはいったい何だったのかwww
まあ、実際に完全な素人なのは少なめで
プロのマジシャンが二人も交じってたり
ゴットタレント界隈で有名すぎる Light Balance のキッズが参加してたりはするんだけど
個人的に、初週よりかはバラエティに富んだ大会になってて楽しめた

ちなみに、実を言うと私は ホラーマジシャン Nicholas Wallace の事を知ってて
過去に Penn & Teller の番組 Fool Us に出演したのを見てたんだ
今回ほどホラー色が強いパフォーマンスをしていたわけじゃないけどね
『Fool Us』は、プロの二人組マジシャン Penn & Teller の目の前で
挑戦者マジシャンが自分のマジックを披露して
Penn & Teller がその仕掛けを当てられるか、騙されるか、って言う番組で
私けっこう Fool Us 見ちゃってるから、面白さがちょっと弱まるというwww
ゴットタレントを楽しむ上で、あの番組見ちゃいけないわwww

もう一つ言うと、実は今回一番最初にパフォーマンスをした
Jonathan Burns も同じくマジシャンとして出演していたっぽいんだよね
そっちは知らなかった

しかし、Light Balance Kids の出場はすごく嬉しいね
ああいう、どこでも見ることのできないパフォーマンスを見れるのが
ゴットタレントの強みでもあると思うから
だって、ただダンスの大会を見て回っていても出会えないじゃない
考えてみたら、私がBGTを見ている理由の一つもそこであり
BGTやAGTにあまり歌を求めていないのもそこで
歌は歌の大会を見に行けば聞けるし
ダンスはダンスの大会を見に行けば見れるし
マジックは Fool Us を見てりゃとりあえず見れるけど
最高に面白いバラエティアクトは、探しに行くってなったら
尋常じゃなく難易度が高いと思うんだよね
そういうのが、ゴロゴロ見つかる大会ってなると
もうゴットタレントしかないと思うから
出場者的にも、そういう特殊だったりするパフォーマンスを
多くの人に見てもらえる大会は他にないわけだし

ということで、次回も期待しよう
多分、木曜日ぐらいのアップになる(記事を書くのに二日欲しい

次>> Audition 3
http://sheilabirlings.blog33.fc2.com/blog-entry-6453.html

前<< Audition 1
http://sheilabirlings.blog33.fc2.com/blog-entry-6451.html

もくじ記事
http://sheilabirlings.blog33.fc2.com/blog-entry-6450.html

サムネ
https://www.youtube.com/watch?v=13bnIAwiN-Y
関連記事
America'sGotTalentAGT

8Comments

よっぴ  

凄い

シーラさん、Joseph Allenの和訳が凄いっす!
ヤバイ!
凄いっす。

感想をラップみたいにしたかったけど、無理でした。
いんをふむ?無理でした。

2019/06/12 (Wed) 23:35 | EDIT | REPLY |   

シーラ B  

Re: 凄い

> よっぴさん
この和訳、元の雰囲気を極力崩さないように言葉選びに気を付けてたから
直感的に聞きながら和訳が読めるようにしたというか
なので、そう言ってもらえるのすごく嬉しいです!

> 感想をラップみたいにしたかったけど、無理でした。
(私とおんなじことしてる……。諦めてるところもおんなじ……)

2019/06/13 (Thu) 01:47 | EDIT | REPLY |   

fumufumu  

Benicio Bryant

彼はドイツ版The Voice Kids 2018のファイナリストでしたよ
優勝はMarkのチームの10歳の女の子でしたが、
ファイナルのパフォはベニシオ君の方が良かったのに~とか言われてるみたいで、実際見ると、そうかもなあと思えたりする
AGTよりこちらの方が好きだな
https://youtu.be/GywBdVMJtqY
私はMark好きなのでちょっと複雑…
ところで、もくじ記事として貼られたリンク先がスロベニアのESC予選記事になっております

2019/07/20 (Sat) 21:35 | EDIT | REPLY |   

シーラ B  

Re: Benicio Bryant

> fumufumu さん
ダブルで驚きまくっている
ドイツ版のファイナリスト!?
……って言うのが、まず一つと
それから、「彼女」ではなく「彼」っていうところ
私、ナチュラルに中性的な女の子だと思ってしまってた……
ちょっと声が低くてハスキー気味の
考えてみたら、ベニシ「オ」の時点で男の子か

> AGTよりこちらの方が好きだな
リンク先の動画を見て、ああ、確かに男の子だな、って思いつつ
えぇ……、声もっと女の子に聞こえる……
ってなんかもう、頭の中での処理が追い付かなくなるw

> ところで、もくじ記事として貼られたリンク先がスロベニアのESC予選記事になっております
ぐあああああああああ!!!
なんで間違えてたんだろう!? しかも全部の記事だし!!!
(というかなんで今まで自分で気が付かなかったのか)
全部張り直しました……
報告ありがとうございます! 感謝です!!!

2019/07/20 (Sat) 22:29 | EDIT | REPLY |   

ライラック  

Benicio Bryant いいですね

fumufumuさんが書いて下さったベニシオのYou are the reasonを聞きました。コーチが涙目で聴いてますね。
星の王子様のようなルックス、Calum Scottよりもベニシオの歌ったこの曲の方が好きです。

Laura BretanとBenicioはちょっと似ている。顔も似た感じがしますが、円満な家庭で愛されて育ち、謙虚で自然体なところが似てる。ちょっと天使が舞い降りてきたような感じの子なんです。でもベニシオは少年から青年になりつつありますね。

AGTは出場者が待ち時間に、他の出演者を大画面で見て息をのむとか拍手するとかリアクションも結構撮影してますよね。
Charlotteがこわーい顔で画面を見ているところが2回映ったんですが、そういうところも採点基準なんでしょうか。

Finalへ行けそうな人をリストしてみました。

Benicio Bryant – Singer
Chris Kläfford – Singer and Guitarist
Eric Chien – Magician
Gonzo
Kodi Lee – Singer and Pianist
Light Balance Kids
Marcin Patrzalek – Guitarist
Robert Finley – Singer
Voices of Service – Vocal Group
V.Unbeatable – Acrobatic Dance Group

2019/08/08 (Thu) 20:29 | EDIT | REPLY |   

シーラ B  

Re: Benicio Bryant いいですね

> ライラックさん
> 円満な家庭で愛されて育ち
あ~~~~~~~~~
もしかしたら、ベニシオが当たってくがけることにこだわるのって
周りからの価値観の押し付けに反発する姿勢にこだわるのって
もしかしたら、そこから来てるんじゃないかなって、今になって思いました

あるいは、The Voice での敗退もあって
自分が一番とは限らないっていう考えが付いちゃってるから
殻を破り捨てたかったのかなって
少年から青年になりつつあるというより
もしかしたら、少年から青年になりたがっているのかも

> そういうところも採点基準なんでしょうか。
準々決勝以降を視聴者が決めるってことを考えると
あながちその発想も間違っていないかもしれない
パフォーマンス外での出場者の態度や性格も
見る人は見るでしょうし

> Finalへ行けそうな人をリストしてみました。
ゴンゾーがいるところが、分かってますなあ! って感じw
そして、9割同意な内容
むしろ、敗退する未来が想像できない組み合わせですね

2019/08/09 (Fri) 01:32 | EDIT | REPLY |   

ライラック  

シーラBさん、

>もしかしたら、ベニシオが当たってくがけることにこだわるのって
周りからの価値観の押し付けに反発する姿勢にこだわるのって
あるいは、The Voice での敗退もあって
自分が一番とは限らないっていう考えが付いちゃってるから
殻を破り捨てたかったのかなって
もしかしたら、少年から青年になりたがっているのかも

そうですね。青年になりたがっている、っていうのが当たっていそうです。声も昨年とは違ってるし。彼は5位には入るのではないかと。

ファルコはfinalへ行って欲しいですが、犬枠がないから難しい。
今回Benicio、Chris Kläfford、Robert Finleyの3人がオリジナルソングで勝負をかけているから接戦を予想。米国籍のBenicioとRobertの方がスウェーデン国籍のChrisより有利ではないかと思っています。

2016 AGTではオリジナルソングは優勝者ウクレレで歌ったグレース12歳だけでした。Laura Bretan13歳はオペラソングが上手かったけど6位に終わってます。
Lauraは2016 ルーマニアのGot Talent優勝者。AGTで上位に入れなかったせいか、その後彼女は大人のオペラ歌手とコンサートなど欧州で活躍しているようです。

イマンはちょっと出たのが早すぎますね。あと3年後なら上位を狙えたかも。

2010 AGT 2位のJackie Evanchoも当時10歳 Columbia Records から2010年に初アルバム出してますが、19歳の今、声が痩せたなと思いました。つまり、若くしてデビューするのは声帯に危険らしいです。岩崎宏美さんも10代で酷使したので、50代で声が痩せてしまった。Lucy Kayは声にとって成熟したベストタイミングでデビューし、アンドレア・ボッチェリともロンドンで共演できてほんと良かった。

アンドレア・ボッチェリ&夏川りみ Somos Noviosを良かったら聴いてみてください。
https://www.youtube.com/watch?v=YCMngl8rW4E

2019/08/10 (Sat) 14:46 | EDIT | REPLY |   

シーラ B  

Re: タイトルなし

> ライラックさん
私はAGTの歌手枠がまだ読めないところがあって
歌手が強いのは知っているんですが
肌で感じてきたわけじゃないというか
AGTを今まで見てきた人たちと違って
全体をちゃんと見てきたわけではなかったので
なので、5位って予想はほんと、参考になる、って形になります

> ファルコはfinalへ行って欲しいですが、犬枠がないから難しい。
ちょっと厳しそうなのは分かりますねえ
準々決勝と準決勝でどれだけステージを広げられるか
ステップアップしていけるかで結果が分かりそうだけど
消去法的に、先に通りそうな人を並べた時、現状では入れづらいですし
通って欲しいけども

> オリジナルソングで勝負をかけているから接戦を予想。
考えてみたら、3人もオリジナルソングにしてたんですよねえ
でも、このタイミングでオリジナルをやると、これ以降がみんな大変そう
カバーにするのかオリジナルを続けるのか
まずは、そこで差が広がってきそうですね

> Laura Bretan
は、実際この間取り上げた番組でも活躍していましたからね
結構、AGTが世界で一番デカい大会っぽく思えるけど
何かの世界大会では、そっちの方が一番だったりするし
ダンスとか、犬の大会とかそんな感じ

> イマンはちょっと出たのが早すぎますね。あと3年後なら上位を狙えたかも。
若いうちに声を使いすぎるっていうのは気づかなかったですね
上手い人はみんな若いうちからってイメージがほんと強いし

2019/08/12 (Mon) 00:11 | EDIT | REPLY |   

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